ナイターになった下関女子戦の傾向

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

15日から下関でオールレディースが始まった。ナイターになってからは「オールエイジ」の女子戦は初めて。1月にヴィーナスシリーズが開催されたので、そのシリーズの傾向は参考になるだろう。

そのヴィーナスシリーズで目を引いたのはインが意外と脆かったことだ。節間のイン1着率は44.4%に留まっている。インが強い下関は、平均で約60%のイン勝率を誇っている。それを考えると女子戦のイン勝率はかなり低かった。

その要因のひとつになったのは、まくり決定率の高さ。まくり決着は全体の25%で、4レースに1回はまくりが決まっていた。コースは6コース以外はどこからでもまくりが届いていたのも重要。

逆に差しは決まりづらく、引き波で失速する。あるいは1マークで差しに入るとスプラッシュアウトしやすいので、外を握るケースが多いのかもしれない。いずれにしても、主体はまくりになる。

センター筋からの攻めは当然狙い目になってくるのだが、行き足から伸びにかけて気配が良い選手は注目どころ。若手や人気薄の選手で展示タイムが良かったら、迷わずに「買い」になる。

インの2着残しも多いことは多いのだが、他場と比べるとインは着外に沈むパターンが目につく。要するにまくりにつぶされることが女子戦では多いのだ。シンプルに3=4、4=5などの折り返し舟券が奏功することが多いので頭に入れておきたい。