LA直前、琵琶湖の傾向おさらい
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【遠藤エミ】
【遠藤エミ】-->
今年で第2回を迎えるGⅡ琵琶湖レディースオールスターは5日、前検を迎える。昨年の賞金女王・遠藤エミは地元ということも手伝ってV候補の筆頭。長嶋万記や小野生奈の実力上位者が遠藤に続く格好だが、難水面の琵琶湖ということを考えると一筋縄ではいかないところでもある。開催直前ということで琵琶湖の特徴をおさらいしておこう。
琵琶湖はインが弱い部類の水面で、女子限定戦になるとその信頼度はさらに下がると見ていい。人気に関わらずイン艇に過信は禁物だ。標高の高さも手伝って、調整面で手こずればインでもあっさり負けるだろう。
また、差し水面としても有名な当地は2コースが鍵を握っている。そもそもレディースチャンピオンなどの女子の大レースは2コースが強いという傾向があり、これに琵琶湖の傾向がプラスされれば、否が応でも2コースには注目せざるを得ない。
センター勢は攻めるコースの中心になるが、琵琶湖ではインが弱い割にピリっとしないコースでもある。攻める形になっても2着までというケースも少なくない。差し水面であるために攻めた艇のひとつ外が、差し込んでバック浮上するパターンはよくある。「攻め損」という感じになるが、まくり気質がある選手のひとつ外は狙い目になる。
盛り上がること間違いなしのレディースオールスターだが、SGのオールスターの方も3日、出場者が発表された。その中には女子が7人選出されている。女子トップは遠藤エミの5025票。滋賀支部では49位の守田俊介を大きく引き離しての選出で、滋賀支部はこの2名のみ。
女子2位は長嶋万記で4881票を獲得。長嶋も静岡支部ではトップの得票数。グランプリ優出者の菊地孝平ですら長嶋を得票数で上回ることはできなかった。静岡勢は他に坪井康晴、服部幸男、笠原亮が選出されている。
女子選手がオールスターで票を伸ばすのは毎年のことだが、今年は男子の票が割れた。1万票を超えたのは峰竜太だけ。レディースオールスターは4人の1万票超えが出たのだが…。得票総数でもSGのオールスターがレディースオールスターよりも下回った。女子人気が高いこと自体は業界としても良いと思うが、最高グレードであるSGの「威厳」は見せてほしいところでもある。
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