1号艇のプレッシャーとF

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黒井達矢

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黒井達矢

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20日に行われた浜名湖「マクール杯」の優勝戦は、人気に推された1号艇の黒井達矢がコンマ01のフライングを切ってしまった。これによって8割以上の返還となったわけだが、人気となる1号艇はそういう面でも責任を重く感じるものであろう。

Vへの一番の近道である1号艇に加えて人気のプレッシャーから、スタートを張り込み過ぎるのはある意味では仕方のないところかもしれない。黒井の場合も、山崎智也、桐生順平原田幸哉らのSGウィナーが外に構える状況ではスタートで気合を見せないわけにもいかない。結果的には無念のFとなったが、ここまでインが強くなっているこのご時世では「インのF」多発は止められるとは思えない。東海地区選優勝戦の平本真之も1号艇でフライングを切っている。

ちなみに14日~20日のフライング件数は全部で19件。その内の63%がインコースのフライングである。あまりにもインのF率が特化しているのが現状なのだ。普通に考えれば6分の1、各コースのF占有率は17%なはずなのだが…。

人気を背負う分、関係者にとっては1号艇のフライングは頭を抱えるところ。しかし、売り上げを伸ばすために業界全体がインを強くした背景があることも否定はできない。売り上げ向上のために強くしたインコース、そのインコースのフライングが多くなるのはなんとも皮肉なものである。

2月14日から2月20日のフライング状況

赤字の選手はF2

※★は+0.05以上の非常識なF

14日

江戸川 荒井翔伍

3月30日~4月28日

多摩川 向所浩二

3月21日~4月19日

鳴門 杉山貴博

3月15日~4月13日

宮島 関根彰人

3月22日~4月20日

15日

常滑 平本真之

4月16日~5月15日

琵琶湖 古結宏

3月27日~4月25日

琵琶湖 濱本優一

4月7日~5月6日

琵琶湖 和田兼輔

3月31日~4月29日

徳山 池田紫乃

4月3日~5月2日

16日

琵琶湖 石田政吾

4月1日~4月30日

17日

徳山 間庭菜摘

4月7日~5月6日

唐津 田川大貴

3月18日~5月16日

18日

江戸川 三嶌誠司

4月23日~5月22日

唐津 加藤知弘

4月7日~5月6日

唐津 三苫晃幸

4月3日~5月2日

19日

江戸川 前川竜次

3月30日~4月28日

加藤綾

3月30日~4月28日

児島 小林一樹

4月1日~4月30日

20日

浜名湖 黒井達矢

3月30日~4月28日