塩崎桐加が産休明け即Vの快挙!
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【塩崎桐加】
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6日から11日まで開催された宮島の男女W優勝戦で、産休から復帰した塩崎桐加が、いきりなり優勝を飾った。
塩崎は同じ三重支部の石塚裕介と2015年に結婚、2016年の10月から産休に入り、今年1月に約1年2ヶ月ぶりに復帰したばかり。ママさんレーサーの活躍が目立つ昨今だが、復帰即優勝というのはおそらく過去に例がないだろう。復帰即優出というのはたまに見かけるが、優勝となると「快挙」というレベルだ。今後の活躍にも注目が集まる。
28年度からは育休が優遇されたことも塩崎には追い風となりそう。産休、育休で長期欠場した場合、復帰後はB2から再スタートとなるが、産休を開始した時点と同等(同級)の斡旋日数を6ヶ月間適用するという特例がある。
塩崎が産休に入った時はA2級だったので、復帰後から半年間はB2級ではあるものの、A2級と同じ斡旋が入ることになる。 今期の級別審査は4月まで。うまく行けば、A1条件の90走をクリアできなくもない。ただ、塩崎はこれまでA1級になった経験はないだけに、そのハードルは高いと言わざるを得ない。それでも、いきなりの優勝で気持ちの面でもかなり楽になったはず。産休明けで、不安になる選手も実際には多い。実力者でも「このまま引退にならないか不安」ということを言う選手もいるくらい。それだけ長期休養は不安になるものなのだろう。そういう面から見ると塩崎の視界は明るいはずだ。
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