バトルトーナメント、過去の大会をプレイバック
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【松井繁】
【松井繁】-->
年末年始にかけて、ボート界は「抽選」というキーワードが注目を集める。というのは、年末の大一番であるグランプリもクイーンズクライマックスもいつものエンジン・ボートだけでなく、枠番も抽選で決まるからだ。
さらに3年前からはボート界唯一の3日間開催「ボートレースバトルトーナメント」がスタート。特殊な勝ち上がりシステムと枠番抽選、そして出場選手が非常に豪華なことで人気を博している大会だ。
そのバトルトーナメントが明日(12日)、福岡で開催される。舟券にかかわる詳しい情報は特設サイトをご覧いただくとして、ここでは過去2回のレースを振り返ってみよう。
第1回は東のメッカ・平和島で行われた。今村豊、服部幸男、原田幸哉、井口佳典、岡崎恭裕らSGタイトルホルダーが一戦必勝の勝ち上がりシステムに翻弄され、ファイナル進出を逃した。その一方で、優勝戦に勝ち上がったのは1号艇から松田祐季、松村敏、峰竜太、今井美亜、赤坂俊輔、山崎昭生。4枠までは2日目のセミファイナル1着の選手で枠番を抽選。2日目まで3連勝と完全優勝ペースだった峰が3枠になったのはこのシステムならでは。
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