新年に入り非常識なFが多発!

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深川真二

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深川真二】-->

2018年に入ったばかりだが、最近「問題のF」が頻発している。「問題」とはF2、集団F、非常識なFなどだ。

1日には深川真二が今期2本目のフライングを切ってしまった。すでにクラシックはF休みとなっていたが、この2本目でオールスターもF休み期間にかかるため出場はできなくなった。

また、1日は芦屋の3Rで全艇フライングという珍事も起こっている。全艇Fは2013年7月7日9R以来約4年半ぶり。さらにこのレースは1号艇の小羽正作を除く5艇が「非常識なF」であった。1レースで5艇以上の非常識なFが発生したのは初めてのこと。

新年、特に目立っているのがこの非常識なFである。9日には末武里奈子がF持ちながら、コンマ13のスリットオーバーでF2となった。

非常識なFは今年に入って11件も出ている。強風が吹きやすい1月ということも理由のひとつであろうが、これは少し多すぎる。1月のフライングは9日現在で37件。その約3割は非常識なFである。

通常、フライングの大半はコンマ02以下で占められている。非常識のFはコンマ05以上だが、1月のFでコンマ03以上を数えると24件も発生しており、過半数を大きく超えている。

そもそも非常識なFが起きた場合、その選手がスタートで張り込んだ結果というのはほとんどない。何らかの影響でS勘が大幅に狂ってしまったというのが多いはず。風の影響が最も多いだろうが、その他には気温などの調整が合わせられなかったりなどで、起こしのタイミングがずれてしまうなどがあがる。天気がかなり影響してしまうのだ。

1月は天候の乱れが多くなっている。これはFだけではなく、スリットの乱れも誘発することになるので、レースでも波乱を引き起こす原因となるので、舟券でも注意が必要になるだろう。