2017年艇界トピックまとめ~5・6月版~
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【石野貴之】
【石野貴之】-->
2017年の艇界トピックまとめ。第3回目は5~6月について。
【戸田の44号機、大暴れ!】
全国各地でエース機の存在がクローズアップされるようになった昨今のボート界だが、なかでもぶっちぎりの話題を集めたのが戸田の44号機だった。
同一モーターによる最多優勝回数をマークしたのが、5月14日のこと。同節は篠崎仁志が手にして44号機にとって8回目の優勝。このモーターに乗って優勝した選手は、吉田徳夫、佐竹友樹、石田一吉、村上純、藤田竜弘、北川幸典、篠崎。
序盤は伝説になるとまで称されたモーターだったが、4月にプロペラを交換し、完全にパワーダウンしてしまったのは残念。現在は戸田の本場で展示されている。
【石野貴之がSG連続優勝】
2014年は菊地孝平、15年は山崎智也がオールスター~グラチャンのSG連続優勝を果たしたが、17年は石野貴之がその流れに乗って同タイトルでSG連続優勝を達成した。
石野は2010年に丸亀オーシャンカップを制覇後、15年の三国オーシャンカップでV2、16年は鳴門オーシャンカップと大村チャレンジカップでV3・4、そして今年もふたつ優勝を重ねてV6に到達。
オールスターはメダル表彰のある5大SGでの初めての優勝。またグラチャンは鳴門開催ということで、鳴門でのSGは連続優勝となった。
石野は今のボート界で最もエンジンを出す。グランプリでも凡機を立て直し、優勝戦に進出したことは記憶に新しい。2018年も艇界を牽引していくだろう。