クラシック出場争いも佳境
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【長嶋万記】
12月に入り、いよいよ来年3月に浜名湖で開催されるSGクラシックの選考が佳境を迎えている。
今年はここまで記念優勝を固め撃ちしている選手がそれほどいないため、記念の枠が大きく広がっている。2月に行われる地区選を含めて39人が記念優勝の枠を占めている。この中には青木玄太や麻生慎介の名前があり、このままいけばSG初出場となりそうだ。
残るは5日優勝戦を迎える尼崎周年と鳴門周年。グランプリの優出者とクイーンズクライマックスの優勝者がここに加わる可能性がある。
一般戦の枠は現時点で残り13。すでにV5の勝率争いとなっており、ボーダーはさらに高くなるだろう。
当確と言えるのはV8の長嶋万記、V7の萩原秀人、安達裕樹、V6の吉川元浩、中村亮太、稲田浩二、中辻崇人までか。とはいえ、V5以下の猛追、または記念優勝がばらけると、V6の下位でも決して安心できる状況ではないことを付け加えておく。
V5は7人いて、52位は海野ゆかりの勝率6.83。そのひとつ下に金田諭がV5の6.80で控えており、勝率アップで一人ずつ抜いていくか、年末の一般戦で優勝してV6に届かせないとSG初出場の望みは薄くなる。
V4にはさらに多い27人がひしめいていて、大激戦となっている。この中に静岡支部の深谷知博、大場敏も控えており、地元のSG出場へ向けて虎視眈々。最後の最後、大晦日までもつれそうな雰囲気だ。