フライングを切らない選手の本音
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【今泉友吾】<!--
【今泉友吾】-->
12月3日に28歳の誕生日を迎える今泉友吾。新人時代から本誌にコラムを寄稿するなど、デビュー当初から浅からぬ縁がある選手だが、なんといってもここまで922走、フライングがないという驚異的な記録が続いている(11月27日時点)。
この点に関して本人は、本誌マクール11月号「今、狙える選手に訊く」でこう語っている。「最初の頃はフライングを切らない方がたくさん走れるし、人よりもいっぱい経験しようと思って切らずに走ろうとしていたんです」。
はじめは意識的に、自分が成長するためにスタートの設定をコンマ20にしていたという。もちろんそれであればフライングを切るリスクは限りなく小さい。それでいてA1にまでなったんだから、ハンドルの腕は確かだといえる。
しかし、A1になると記念を走る機会も出てくる。やはり上の舞台でこのスタートは通用しないことを痛いほど感じたそう。「最近の設定は1艇身にしています。今までよりも05早いので見える景色も全然変わりますし、伸びが来ている時にはゼロ台前半ということもあります。このままやっていれば切ってしまう可能性はあるでしょうね。最近はそうなったらそうなったでいいかなとちょっと考えるようになりました」。
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