QCラスト2枠を巡って壮絶な争い
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【日高逸子】<!--
【日高逸子】-->
年末に行われる大村クイーンズクライマックス(以降QC)の出場12枠を巡って、最後の争いとなったレディースチャレンジカップは、最終日までし烈な争いとなった。
最終日を迎えた段階で当確は10人。残る2枠を巡る戦いは樋口由加里、田口節子、日高逸子に絞られた。
●最終日のレース前の賞金額
11位 樋口由加里 2427万円
12位 田口節子 2422万円
14位 日高逸子 2262万円
3人の内で優出したのは日高で、準優勝以上なら自力でQC出場が確定、3着以下なら、樋口と田口の出場が決まるというのは分かりやすかった。
しかし、日高が準優勝以上だった場合は、樋口か田口のどちらかが落ちることになる。その順位が問題で、この両者は最終日1回乗りを同じ5レースでの直接対決となった。
樋口は単純に田口より先着すれば確定。大敗すれば田口に逆転される可能性もあったが、結果は樋口4着、田口が5着で樋口が11位を守り、QC出場を決めた。
この時点で12位となった田口は、優勝戦の日高の結果待ちとなる。迎えた優勝戦。2号艇の日高は、枠番からも2着はかなり高い確率に思われたが、結果は4着に終わった。これで最後のイスは田口がゲット、日高は第1回大会から皆勤賞を続けていたQCの出場を逃した。
最後の勝負駆けとなったレディースチャレンジカップ。まさにボーダー線上の選手たちが、必死にチャレンジした白熱のシリーズであった。