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12月から1月にかけて大村は注目レースが目白押しだ。
まず12月13日からの6日間は「GⅢアサヒビールカップ」が開催される。企業杯ということで、斡旋メンバーがいつもの一般戦よりも豪華。吉川元浩と中村亮太をツートップに据え、平石和男、江夏満、西山貴浩など上位ステージでも活躍する選手が多数登場する。
そして年末の12月26日から31日は、今年を締めくくる大一番「GIクイーンズクライマックス」。現在、下関で「GⅡレディースチャレンジカップ」が行われているが、すべてはこのレースに出るため。ベスト12の顔ぶれが気になるところだ。
中0日。年が明け、元日を前検日として行われる1月2日からの4日間開催「大村グランプリW優勝戦」。こちらは正月戦としては異例の短期決戦。勝ち上がりシステムがとても斬新で面白い企画レースとなっている。
まず出場選手は、2017年の獲得賞金上位12名と13位以下でA組とB組に分けられる(A組は長崎支部選手限定)。11月末時点では、下條雄太郎、中村亮太、赤坂俊輔、石橋道友、山口裕二、樋口亮、真庭明志、榎幸司、飯山晃三、上之晃弘、中嶋誠一郎、桑原悠が長崎支部ベスト12。残り1ヶ月で多少の入れ替わりがあるかもしれない。
A組は3日目までに5Ror6R、11Ror12Rでトライアルを行い、合計6戦の得点上位6選手が最終日12Rの優勝戦に進出する。B組は2日間の予選で、3日目に準優勝戦2レース、最終日11Rの優勝戦に駒を進めるという流れだ。なお、トライアルの枠番は抽選ではなく、番組編成委員が決定するので、おそらく全員に全枠番が振り分けられるものと思われる。
使用するモーターとボートはA組が2連対率上位12機(クイーンズクライマックス使用機)、B組は13位以下のものを使用する。そして気になる優勝賞金はA組が200万円、B組が100万円と大盤振る舞い。
次の節も中0日。1月7日から11日までは恒例の企画レース「第14回夢の初優勝男女W優勝戦」だ。男子は超ビッグネーム・今村豊が参戦する。そしてメインの夢の初優勝に挑戦するのは女子選手。西村歩、西村美智子、津田裕絵あたりが初優勝の大チャンスだ。またこの節で芦村幸香が実に2年2ヶ月ぶりに実戦復帰する。
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