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レースに乗る選手の大敵は波だ。波の動きは実に複雑で、走りに最も大きく影響する要因のひとつである。だからレース場としても、常に波対策を研究・実施してきた。今回は様々な『消波装置』を紹介してみよう。
レース場で見られる『消波装置』には、大きく分けて3点ある。
①レース水面の外側に設置された消波装置
レース水面の外側を取り囲むように、たいていはオレンジ色の消波装置が設置されている。これはFRP製(ガラス繊維によって強化されたプラスチック)で、ボートが走った時に生まれる波(対岸に当たって返ってくる通称「返し波」)やうねりを減らす効果がある。さらにもしこれに当たっても、緩衝器付の構造なのでショックも軽減される。
②ターンマーク部の消波装置
ターンマークの横に設置されている、高密度ポリエチレン製の消波装置。ターンマーク付近に生じる波を減らし、旋回の時の事故を防ぐ。軽量ながら衝撃に耐える性能にも優れている。ターンマーク同様にアンカー(重り)で係留されている。
③“自然”の消波装置
例は多くはないが、例えば水面の葦などが波を吸収して、自然の消波装置として役立っていることもある。芦屋の1マークなどはその典型だ。
昔は波の厳しい中で行われていたボートレースだが、徐々に選手の声も取り入れて設備が整い、現在の選手は安心してレースができるようになってきたのだ。
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戸田
若松
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