ヤングダービーVの中田竜太がGPほぼ当確

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中田竜太

この1週間で賞金ランキングを大きく動かしたGIヤングダービー。優勝した中田竜太が1000万円を手にして5300万円を超え、賞金ランキングを17位から9位にジャンプアップ。昨年のベスト18のボーダーが5300万円台だったことを考えると、初のグランプリ出場が当確したといえるだろう。

その一方で準優でチャンスを生かせなかった前田将太篠崎仁志は賞金を伸ばし切れず、篠崎は20位、前田は23位止まり。グランプリ出場へ向けた勝負駆けはまだまだ続きそうだ。

ヤングダービーウィークとなった先週は、SGクラスの大物選手が各地の一般戦に分散した。福岡で井口佳典、児島で田中信一郎、唐津で瓜生正義が順当V。記念に比べると決して大きな額ではないが、しっかり賞金を加算した。

またクラシック争いにも大きな動きがあった。津のオールレディースで優勝した長嶋万記は完全当確のV8。優勝回数二ケタは目前だ。

V5に到達したのは安達裕樹。前期出走回数不足によるA2級だが、そのうっ憤を晴らすように一般戦で活躍が続く。前述の田中もこれがV5。記念での優勝はないものの、オールスターでの優出(5着)、優勝賞金が200万円の蒲郡企業杯と住之江GWの加算が大きく、賞金ランキングは11位につけている。

クラシック出場に王手をかけるV4は大賀広幸萩原秀人前沢丈史益田啓司興津藍松村敏、瓜生と一気に7名が到達。前沢と益田は初のSG出場、大賀は09年のダービー以来のSG出場がかかっている。残り3ヶ月で大舞台への切符をつかみ取ることができるだろうか。