年間勝利数1位目指す江口晃生

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江口晃生

19日に通算2000勝を達成した江口晃生。歴代で111人目の記録達成者となった。

記録達成の舞台は鳴門だったが、実はその2節前の下関で達成するのでは、という期待もあった。シリーズ前の時点で2000勝までは残り4勝。6日間開催の一般戦であれば、江口が4勝することは難しくないと思われたからだ。

しかも、すでに23場で優勝を果たしている江口にとって、下関は残る最後の1場。つまりその節は、2000勝達成に加えて全24場制覇を成し遂げる、非常にめでたいシリーズになるのではという期待もあったわけだ。ところが引いたエンジンは、2連対率なんと16%という低調機。いかに江口といえども勝ちきれず、優勝はおろか、節間でわずか3勝にとどまり、いずれの記録も達成することなく終わってしまった。

ただ、残り1勝となった次の節は住之江の高松宮記念。住之江では6月の周年で優出しているだけに、おそらくはここで2000勝に到達するはず…だった。ところが、なんと1走目にフライング…。地元石野貴之らとともに、4艇集団Fの一員となってしまった。結局、高松宮記念では1度も舟券にからむことなくシリーズを終えることに。本人にとっては、記録を前にして思わぬ足踏み、という心境だったのではないだろうか。