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19日から蒲郡ではヤングダービーが始まる。それも含めて、最近の蒲郡水面特性を少しおさらいしておこう。
本誌でもこれまで何度も言ってきたことだが、蒲郡は「インかカド」と言われてきた。その印象を持っているファンも少なからずいるだろう。しかし、インかカドという図式は、今は崩れてしまっている。それは全国的なイン天国化が蒲郡にも強く影響を与えているからだ。
●1コースと4コース勝率
場 1コース 4コース
蒲郡 50.2% 12.9%
全国 52.2% 11.7%
蒲郡と全国平均を比べると上記のようになる。多少ではあるが、蒲郡の方がインが弱く、カドになりやすい4コースは強い。かつてと比べれば、カドはかなり弱くはなったものの、蒲郡のカドの強さは多少残っていると言えるだろう。
また、蒲郡のカドは特徴的な傾向を持っている。明らかに差しよりもまくりが多いのだ。4コース「まくり」の占有率は「差し+まくり差し」より高い。全国平均では、これが逆転し差し技の方が決まりやすいのが現状である。
さらに蒲郡では4コースの差しは、いわゆる二番差しになりやすいが、これがまず決まらない。差し系で決まるとすればまくり差し。つまり、スリットで先手を取っていないと4コースは厳しいということになる。スリット同体から、引いての差し選択は致命的で、そいういう戦法を好む選手は舟券的には買いづらくなる。
また、先日の当欄「ヤングダービー、2コースの選択」では若手は2コースが苦手というデータをお届けしたが、蒲郡ではさらに拍車がかかることが予想される。というのも蒲郡の2コースは全国的にみても難しいからだ。
●2コース勝率の比較
場 まくり 差し 抜き 合計
蒲郡 6.0% 7.1% 1.3% 14.4%
全国 4.0% 9.8% 1.5% 15.3%
2コース1着率(合計)は蒲郡が14.4%、全国平均15.3%とわずかに全国平均が高い。ただ、注目したいのはまくりと差しの比率だ。蒲郡はまくりと差しの占有率がかなりきっ抗している。本来、2コースは全国平均のように差しの占有率がまくりを圧倒するのだが、蒲郡は2コース差しがなかなか決まらない傾向がある。このような傾向は若手にとっては厳しい状況を生むことになる。ただでさえ、若手は2コースがうまくないことに加えて、蒲郡の2コース難易度を考えれば、大敗の危険は十分にある。
続きはスタンダードコース
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