マスターズ選考争いの現状

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吉川元浩

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吉川元浩

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9月6日に誕生日を迎える安田政彦(46歳)、岩崎正哉(45歳)、9月7日に45歳の誕生日を迎える吉川元浩。これで彼らはいずれも来年のマスターズに出場する年齢に達した。

マスターズの選考期間は来年1月までだが、既報の通り、次回から出場年齢が48歳から45歳以上に下がる。それによって出場選手の顔ぶれも大きく変わり、現時点での52人で比較しても6割ほど“新人”(45歳~48歳)が参入してくる。

2000年に「競艇名人戦」として始まった当初の選出ボーダーは5.81だった。その後、5点台中盤~5点台前半と下がり、ここ数年で再び5点台中盤へと持ち直すと、今年は5.97という過去最高のハイボーダーになった。そして来年は6点中盤以上になる見込み。A1級でも出場が難しいレースになりそうだ。

ちなみに30歳未満で区切られるヤングダービーは今年のボーダーが5.81。すでにマスターズの方が上回っており、来年はさらに大きな差がつきそうだ。

非常にレベルの高い選考勝率争いにおいて首位を走っているのが吉川。現時点の勝率は8.17で、勝率8点超えは吉川だけだ。しかし、F持ちになってしまい、記念戦線にも復帰するので、この成績を維持することは至難かもしれない。とはいえ、大きく調子を落とすことも考えづらい。残り5ヶ月でどこまで粘れるか注目だ。