若松エンジン相場を予習する
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先日はメモリアルが開催される若松の水面についてお伝えした。今回はエンジン相場について予習しておこう。同地で現在使用しているエンジンは昨年の12月から使われており、機力相場は固まっている。上位機、中堅機、下位機でそれぞれのパワー差がかなり大きいのが特徴だ。
2連対率トップは50.6%の53号機。冬場は乗り手に関係なく常に節イチ級で、エース機と呼ぶにふさわしい動きだったが、温水パイプが外れた節に転覆し、そこから変調。6月のヴィーナスシリーズでたまたま長嶋万記が乗り節一に仕上げたが、これは絶好調・長嶋の調整力によるもの。周年では魚谷智之が予選落ちを喫しているように完全に落ち目のエンジンだ。
現在の実質エース機は30号機。ヴィーナスシリーズの時に長嶋が「行き足は負ける」と驚き、7月には後藤正宗が7連勝の完全Vを達成。低調機シリーズだったが、まれに見る超抜気配だった。16日に終わったお盆開催では藤崎小百合が乗って優出。優勝戦メンバーのなかでもトップの気配を見せた。
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