インコースのプレッシャー
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チャンスがあれば、多少の無茶は仕方がないのかもしれない。現状のイン天国において、インコースに入った選手がスタートを張り込みがちなのも勝てるチャンスが大きいからだ。しかしながら、その弊害はフライングとなって返ってくる。
12日、大村最終日の10Rで4艇Fが出た。この日は1Rでも2艇Fが出ている。その1Rは5、6号艇のフライングの影響でイン逃げはならなかったのだが、その後は2R~9Rまでイン逃げが決まった。その間の3連単配当はすべて3桁と本命決着。実にイン最強の大村らしい結果と言えなくもないが、実際には人気を背負ったイン艇にはかなりのプレッシャーがかかっていたと思われる。2Rからのイン艇のSTを順に示すと13①、07①、12③、05①、11②、01①、03①、01①(丸数字はスタート順)だった。トップSの多さもそうだが、かなり際どいタイミングも目立っている。特に7Rからは01、03、01と連続し、いつ誰がフライングをしてもおかしくないような状況で10Rの集団Fが出てしまった。
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