オーシャンCは女子選手5人出場か?
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【遠藤エミ】
7月12日から開催されるSG丸亀オーシャンカップの選考期間は4月末で締め切り。残すは三国周年の結果のみとなった。
先週の瓜生正義に続き、今週は当確だった篠崎元志がフライングを切り、オーシャンカップはF休みとなってしまった。これで、当確圏内だった選出除外者は瓜生、篠崎、田村隆信、湯川浩司、平田忠則の5人。大物選手の選出除外は残念だが、その分の出場枠も広がり下位選手にもチャンスが生まれている。
その中で目に付くのは女子選手の多さだ。現在の当確者は遠藤エミ、海野ゆかり、松本晶恵、竹井奈美、小野生奈の5人。大物5人の穴をちょうど女子が埋めたというわけでもないが、オーシャンカップで女子選手が5人も出場することはかなりレアなケースだ。そもそも女子選手は、オーシャンカップの「選出得点」を得られる機会が少ない。
オーシャンカップの選出方法をおさらいすると、優先出場を除き(GIおよびGⅡの優勝戦得点)+(GIおよびGⅡの出走節数)の上位。優勝戦の得点は1着から10点、9点、6点、5点、4点、3点(F・L=マイナス10点、妨害失格=マイナス7点、選手責任失格=マイナス5点、選手責任外失格=0点) となっている。
優出することがもちろんポイント大量獲得の基本ではあるが、出走節数が意外と馬鹿にできないのだ。当確組の男子選手はほとんど10節以上、20点のボーダー近辺にいる選手も10節前後の出走節がある。しかし、女子選手は10節にはまず届かない。女子のトップレベルでも5節前後といったところだろう。その時点で5ポイントほど男子より低いため、複数節で優出することが絶対条件になる。
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