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【原田幸哉】
4月から長崎支部に移籍した原田幸哉が、いきなり新地元の大村・GIダイヤモンドカップで優勝を果たした。
そもそもSGレーサーの支部移籍というのは、記録があいまいな創成期を別とすればおそらく初のこと。唯一その可能性があるとすれば、東京支部(神奈川県出身)でインの鬼として鳴らした鈴木文雄が第8回(1973年)の総理大臣杯で優勝した際、「現住所・岐阜」と記録されていることだが、現在ではその前後の詳細を調べることは困難だ。
実は、若い頃に支部を移り、その後にSGレーサーになった例は何人もいる。往年の彦坂郁雄(静岡→東京)、渡辺義則と高山秀則(ともに大阪→福岡)らがその代表例で、現役では矢後剛(静岡→東京)もそれにあたる。また女子では結婚によって移籍する選手が多いので、移籍後にGIを勝った例は多い。
しかし原田のように40歳を過ぎた一流男子選手の支部移籍は珍しく、最近の例ではGI覇者の石川真二(愛知→福岡)ぐらいだろう。
さらに移籍直後に記念を勝ったのはまさに空前絶後。Fによる恵まれとはいえ、おそらくこの先も出ない記録に違いない。原田にはぜひもう一度SGを制してもらって、「二つの支部でSG制覇」という偉業を打ち立ててもらいたいものだ。
原田は、支部移籍の理由のひとつとして「沖縄でボート選手を目指す若者と接するようになって、沖縄から長崎支部へ進む道筋を作ってあげたいという思い」を上げていたという。この春、ボートレーサー養成所に入所した中には沖縄出身者もいる。この原田の活躍をみて、長崎支部へ、という気持ちは強まっただろうか。
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