ルーキーシリーズにOB枠創設
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
【松田大志郎】
【松田大志郎】
2016年度のルーキーシリーズは2月27日に多摩川でオール進入固定競走で行われた第10戦をもって終了。山崎郡が待望の初優勝を飾って幕を閉じた。
4月からはリーグ第1戦に回数がリセットされ、3月2日から宮島で開催される。その出場予定選手を眺めると、あれ!?と思うことがあるはずだ。登番の上の方に、新田泰章、尾嶋一広、高野哲史、黒井達矢、松田大志郎の名前がある。
第2戦の戸田の斡旋選手も先ごろ発表され、以下、岡村慶太、小林文彦、佐藤翼、中嶋健一郎、磯部誠が斡旋された。
ルーキーシリーズの出場資格は、その年の1月1日時点で登録6年未満の選手で、2017年度だと108期(登番では4644)以降。ここに新たなルールが追加された。
①「登録6年以上かつ30歳未満のA1級、およびA2級」
②「①の選手は1開催あたり原則6名以内で、SG優出経験者は除く」
前身の新鋭リーグ戦からルーキーシリーズになり、GⅢから一般戦へ格下げされ、出場選手もA1級が不在のシリーズがしばしばあって、レベルの低下が懸念されていた。そこにテコ入れされたということ。
このOB枠によって今後、ルーキーシリーズに出場の可能性がある主なA級選手には、山田康二、上野真之介、深谷知博、秋元哲、中田竜太、西川昌希、塩田北斗、岩瀬裕亮などがいる。西山貴浩や篠崎仁志、前田将太らは、年齢の規定は満たしているが、SG優出経験があるために除外される。
OB枠の創設によって、開催のレベルや注目度はグッと高まったはずだ。生まれ変わるルーキーシリーズが楽しみだ。