徳山4Rは4号艇が舟券の肝?
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ここ数年、「イン最強水面」の座を争っているのは徳山と大村の2場だが、ともにその柱となっているのがシード番組を主とする番組作りである。オーソドックスな1号艇A級のシード番組は全国的にも多く見られるが、その特徴は場によって微妙に違っていたり、その違いによる有効な舟券作戦も変わってくる。
今回、注目したのは徳山の4Rだ。
徳山の4Rは少し特殊なシード番組で、1号艇にA級、さらに2号艇にもA級を入れることで2強番組となっている。基本的には1号艇がA1、2号艇はA2で、2号艇にも勝つチャンスは割とありそうにも思えるが、1号艇の1着率は79.2%と抜群な強さを見せる。ちなみに2号艇の1着率は10.4%止まりだ。
もちろん舟券決着もこの2艇が主軸。2連単1-2の決着率は40%、2-1が10.4%とこの2つで半分を占めるほどだ。しかし、この1=2の折り返しで儲けることはかなり難しい。過剰な人気で配当は安く、回収率も悪いからだ。
そこで、この2艇以外に目を向けると浮上してくるのが4号艇の存在。シードではないB級選手ではあるものの、徳山の水面傾向からこの4号艇(4コース)は注目どころになる。最近、徳山は4Rに限らず4コースの絡みが増えてきている。そのことを考慮すると4Rの有効な舟券が見えてくる。
シードの1、2号艇に人気が集まるため、4号艇は絶好の狙い目。例えば、拡連複1-4の出現率は56.3%で回収率118%、2-4は出現率41.7%、回収率113%と優秀だ。ポイントはシードの1、2号艇のいずれか一方を絡めることで的中率を上げている点。
2連単では1-4の回収率が121%、3連複では1-2-4の回収率が117%、3連単では1-4-2の回収率が199%など回収率100%超えは「4」絡みがキーポイントなっていることを覚えておいて損はないだろう。