グランプリが終わり、賞レースの行方は!?

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

瓜生正義

住之江で行われた「SGグランプリ」は瓜生正義の優勝で幕を閉じた。

優勝戦を振り返ると、ピットアウトからアツかった。展示では枠なり5対1だったが、本番では松井繁がインまでうかがう動きを見せてどよめくスタンド。結局、瓜生、松井、菊地孝平の3選手が100mまで流れ込み、それでも瓜生と菊地はコンマ08のスタートを決めた。もちろん、この大舞台で絶対にフライングは切れないという重圧を感じながらのスタートだったはずだ。

1マークは瓜生が会心の逃げを決めて先頭に立つと、危なげない旋回で3周を回りきり、12回目の挑戦でついに初めて黄金のヘルメットをかぶった。

優勝賞金1億円を加算して、獲得賞金額は2億円を突破。ぶっちぎりの1位となった。なお今年の1億円レーサーは優出2着の石野貴之、同3着の菊地孝平、同5着の桐生順平の4人。賞レースの面では、最多獲得賞金選手の瓜生がそのままMVPも受賞するだろう。

この他の部門にも少し触れておこう。最高勝率は石野と峰竜太で争っている。石野はこれで走り納めとなり、8.06で終了した。一方の峰は現在8.04。明日(26日)まで常滑の一般戦を走り、年またぎの唐津正月戦にも出走するため、まだ決着はつかない。