竹井貴史、若松のスターから全国区へ!

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竹井貴史

17日、若松の地元スター候補・竹井貴史(111期)がその地元水面で、大金星の初優勝を決めた。

優勝戦は1号艇に石野貴之が組まれ、圧倒的な大本命を背負うが、カギを握ったのは3号艇の西田靖。西田はご存知のイン屋。オレンジブイを回ったところからインを狙った強烈な前付けを敢行し、石野がこれに付き合った。2号艇だった竹井はマイペースの3コースを選択し、結果的にはこれが明暗を分けた。

石野と西田はダッシュの乗らない20前後の平凡なスタート。対して竹井は全速通過の07。スリットを抜けた瞬間に竹井が1艇身以上のリードを取って内へ艇を寄せると、インの位置を航走。そのまま押し切って初優勝のゴールを駆け抜けた。決まり手こそまくりだが、旋回自体はイン逃げのような圧勝劇だった。