荒れる季節に間もなく突入!?

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レースが荒れる要因のひとつに「風」があげられる。風という存在は様々な面で選手を悩ませるものだ。

まず、スタートが難しくなる。追い風であろうが、向い風であろうが、風が強くなれば選手は気をつかうし、ほんの少しでも起こしのタイミングが狂えばスリットのバラつきも増えてくる。

次に1マークでのターン。風によって、ハンドルを切るタイミングはかなり変わってくる。さらにその風に合った足に仕上がっていなければ安定したターンはできない。例えば、ホーム追い風ならば出足系統がしっかりしていないと、ターンは流れ気味になってしまう。さらに2マークでは、風は真逆になるので、1マークと同じようなターンをすることは現実的には不可能。などなど、風が吹けば選手は思い通りにレースを進めることが難しくなるわけだ。