チャレンジC前にひと足先の勝負駆け

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チャレンジカップ開催まであと10日。グランプリ・クイーンズクライマックス出場へ向けた戦いもいよいよ大詰めを迎えている。だが、注目すべきは一発勝負の舞台だけではない。その前のレースでもアツい勝負駆けが繰り広げられる。

14日まで行われる尼崎の周年。こちらにはベスト6を争っている松井繁桐生順平、そして魚谷智之をはじめ、ベスト18に届いていない賞金21位以下の選手が多数出場している。松井と桐生はベスト6圏内を確保するため気が抜けないし、ボーダーに届いていない選手たちは逆転を目指して気合いが入るところ。特に周年の優勝賞金は900万円と大きく、大幅ジャンプアップも夢ではない。

次に明日(13日)から始まる芦屋のモーターボート大賞。こちらの優勝賞金は400万円で、注目選手は茅原悠紀田口節子平高奈菜竹井奈美の女子選手だ。茅原はチャレンジカップはフライング休みで出場しない。グランプリへ出場するにはここが最後の勝負駆けとなる。直近の若松周年で優勝し、賞金ランキングは17位に浮上。表彰式で「次の芦屋GⅡは今節よりもっと頑張ります」と語っており、気合いパンパンで臨むはず。18位の田中信一郎との差が約200万円と開いてはいるが、下位からの突き上げに備えて大勝負したい。