西田靖、デビュー35年目に再上昇!?

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

西田靖

28日、西田靖が55歳の誕生日を迎える。1982年11月にプロデビューした西田は間もなく34年が経つが、改めてその経歴を見ると驚かされる。デビュー期の勝率は今の新人では考えられない5.32を残している。それでもA級には上がれなかったのだが、2期目には早々とA級昇格を決め、以後64期連続でA級をキープした。

その間にSG2勝(優出17回)、GI7勝(優出79回)を数える。SGに関しては9つある大会で優出経験がないのはオーシャンカップとチャレンジカップのみで、まさに縦横無尽の活躍を見せてきた。言わずと知れたインファイターぶりは今でも健在。今期も出走の85%は1、2コースで戦っている。

しかし、2016年前期にB1級に降格し、A級滞在の連続記録が途切れたあたりからリズムは崩れ出している。今期(2016年後期)もB1にとどまっており、2期連続のB級暮らしは西田にとっては屈辱と言ってもいいだろう。老け込むにはまだ早い。同い年の西島義則は現在ダービーに出場中だ。30日が誕生日で、ダービー優勝で自ら華を添える可能性さえある。同い年、同じインファイターとして、西田にもまだまだ期待を寄せる関東のファンも多いはずだ。