松本晶恵が今年V4で本格化!

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松本晶恵

15日、松本晶恵が桐生「GⅢオールレディース」で優勝を飾り、同大会連覇を達成した。地元での強さもさることながら、今年はこれで4優勝と好調そのもの。

今年の松本は昨年よりもかなり力をつけている。4優勝は平山智加(V5)に次ぐ女子の2位だが、13優出はトップタイ(他に長嶋万記遠藤エミ)。

デビュー初優勝が2012年6月、通算では8回の優勝なので今年は全優勝の半分を稼いでいることになる。レーススタイルはさばき型で2、3着も多いことから優勝戦では、これまであまり強さが見られなかった。しかし、最近は勝負強さがだいぶ備わってきたことで多くの優勝へとつなげている。

今回の優勝で賞金は2700万円に乗せ、女子の賞金ランクで3位に付けている。暮れのクイーンズクライマックス出場は間違いないが、今年は出場だけではなく優勝までも狙えるほど今の松本は本格化したと言っていいだろう。

松本は確実に一歩一歩ステップアップしてきてた。それは過去のクライマックスを見ればわかる。2012年の第1回大村大会ではシリーズ回りで予選落ち。第2回の芦屋大会では同じくシリーズ回りだったが準優出と一歩前進。第3回の住之江大会はシリーズ戦優出とさらに前進、そして昨年は念願の12人入りを果たした。トライアルは突破できなかったものの、毎年毎年、前年の成績を超えてきている。今年は最終日の「決定戦」に進めば、前年超えとなるわけだが、その可能性は十分過ぎるほどあるだろう。