浜名湖の準優10Rはなぜ荒れる?

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新期5月からの万舟率は下記の通り。今回は万舟率の低い場に注目してみる。ワースト1は大村で11.5%。以下、浜名湖の12.2%、琵琶湖の13.1%と続くが、その中の浜名湖にスポットを当てたい。

●全国万舟率

場 万舟率

桐生 20.1%

戸田 17.9%

江戸川 17.3%

平和島 19.9%

多摩川 16.7%

浜名湖 12.2%

蒲郡 21.4%

常滑 20.8%

津 20.3%

三国 20.5%

琵琶湖 13.1%

住之江 18.8%

尼崎 13.5%

鳴門 21.7%

丸亀 23.6%

児島 22.2%

宮島 20.2%

徳山 18.0%

下関 21.7%

若松 23.6%

芦屋 19.6%

福岡 13.2%

唐津 ―

大村 11.5%

※5月~9月

浜名湖は広大な水面で、特別に癖もなくインからでも外からでもスピードを付けたターンが可能なために展開面での波乱は起きにくいと言える。もともと万舟があまり出る場ではない。ただ、全国平均よりも2コースまくりが利くことが、時として波乱を生む要因となっている。さらに言うと準優10Rで万舟が出やすい。

新期5月から準優は各レース12回(計36レース)行われているが、その万舟率は以下の通り。

●準優の万舟率

R 万舟率

10R 42%(5/12レース)

11R 25%(3/12レース)

12R 0%(0/12レース)

10Rの準優は万舟率が実に42%にもなっている。集計期間がやや短いとはいえ荒れ過ぎと言える。そもそも準優は10Rが最も波乱が起きやすい。その理由は単純だ。予選順位の枠順が大きく関係している。