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【桐生順平】
いよいよ9月20日から常滑でGI第3回ヤングダービーが始まる。オール20代のハイスピードバトルに注目が集まるが、ここでは過去の大会について振り返ってみよう。前編は戸田の第1回大会についてだ。
【第1回 戸田 14年9月23日~28日】
新鋭王座決定戦が発展的に消滅して生まれた若手選手の新たな登竜門・ヤングダービー。第1回大会の注目度は抜群で舟券も売れに売れた。選考締切時点の勝率ボーダーは6.36。52位のボーダーは歴代新鋭チャンプの松尾昂明だったことを考えると、出場選手のレベルの高さをうかがわせる。
優勝戦は1号艇から峰竜太、渡邊雄一郎、長尾章平、桐生順平、土屋智則、黒井達矢。進入のカギを握るのが、当時SGにもスポット参戦していた土屋。新鋭時代から若手相手には果敢な動きを見せていた。また、時代は3カド流行初期。準優勝戦では3レース中2レースで3カドが発生している。伸びを強力に仕上げた渡邊にとっては、土屋を入れて引っ張りたいところだ。
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