鈴木茂正が久々優勝で奮起!
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【鈴木茂正】
2日、江戸川一般戦で鈴木茂正が2013年1月22日住之江以来となる優勝を飾った。このレースはエースモーターを駆る1号艇の川尻泰輔と史上最速の24場制覇を狙った2号艇赤岩善生に注目が集まっていたが、結果的には川尻が2マークで転覆、事故をうまく回避した鈴木が恵まれた格好となった。
恵まれという形の優勝とはいえ、久々の優勝に鈴木自身もホッとしているところではないだろうか。前回の優勝以来、優出した22回連続で優勝を果たせないでいたからだ。やっと届いたVは地元であったことも本人にとっては嬉しい結果であったに違いない。
しかし、現在A1の鈴木は来期A2落ちのピンチを迎えている。現在の勝率は5.77、A1キープには今後かなりハイピッチで好成績を挙げる必要がある。
鈴木は1997年前期に初A1に昇格。それ以降は何度かA2に落ちたこともあったが、勝率5点台に終わったのは2009年前期の5.93のみ。A2落ちした5回もわずかに届かなかったケースばかりだった。今期は最近では例がないほどの低い勝率となっているのは気になるところでもある。
51歳となった鈴木。A2落ちのピンチを迎えているが、年齢的にみてもここは踏ん張りどころだろう。結果がメンタルやモチベーションなどに与える影響も少なくはない。そういう意味でも今回の優勝が起爆剤となる可能性はある。
8月29日から9月4日の優勝者は以下の通り。
競艇場 選手名 今年V数
8月29日
浜名湖 新田泰章 2
常滑 石倉洋行 1
芦屋 永田啓二 1
30日
津 山室展弘 1
31日
鳴門 竹田辰也 2
大村 仲口博崇 5
9月1日
住之江 高野哲史 3
下関 寺田千恵 2
2日
江戸川 鈴木茂正 1
3日
琵琶湖 生方厚成 1
宮島 吉村正明 3
4日
丸亀 村上純 2
児島 杉山裕也 1
徳山 江夏満 2