鳴門でようやく地元選手の優勝!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

林美憲

8月16日、鳴門で行われたお盆レース「渦王杯」で林美憲が優勝。これが当地再開後、初の地元選手の優勝となった。

4月末に2年間の休催を経て復活した鳴門だが、再開後11節間、地元勢はずっと勝てずにいた。再開後の優勝者を列挙してみよう。

●5月

リニューアルオープン記念 辻栄蔵

ゴールデンウィーク 山崎裕司

選手会会長杯 里岡右貴

日本財団会長杯 石田政吾

日本トーター杯 山本隆幸

●6月

GI大渦大賞 菊地孝平

スカパー!JLC杯 松村敏

マクール杯 平尾崇典

●7月

アペックス杯 田口節子

SGオーシャンカップ 石野貴之

●8月

GⅢオロナミンCカップ 赤岩善生

お盆戦 林美憲

チャンスは何度もあった。特にGWは田村隆信市橋卓士興津藍など地元のエース格が揃ったが、遠征の山崎裕司に押し切られてしまった。

マクール杯の時にはハイパワーの丸尾義孝が優勝戦1号艇に乗ったが、平尾崇典の差しを許し、絶好のチャンスを逃した。続くアペックス杯でも興津藍が優勝戦1号艇も田口節子が優勝し、レディースチャンピオンへ弾みをつけた。オーシャンカップでは地元選手が誰も出場できなかったことも記憶に新しいところ。

そうした流れで地元勢の連敗を止めたのが、当地60周年覇者の林美憲だった。優勝そのものが実に1年半ぶり。地元ファンにとっても本人にとっても、待ちに待った優勝といえるだろう。これを機に徳島勢の快進撃が始まるか。