F後も変わらぬ松村敏のスタート力

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松村敏

7月31日に松村敏がフライングを切った。松村といえば、新スタート野郎として名前を売り、昨年は平和島ダイヤモンドカップでGI初優勝。先日菊地孝平が鳴門周年で全レース0台発進で優勝したことが話題を呼んだが、この時の松村は1走以外すべて0台発進だった。

そしてダービー、チャレンジカップ、グランプリシリーズと3つのSGに出場したが、チャレンジカップでは2日目にF、さらにグランプリシリーズでは初日にF。SG3節のうち2節でF2というのは、気合いが空回りしてしまったか。

しかしすごいのは、F持ちになってもレースをベタ降りしないところ。チャレンジカップ後のびわこGⅡでは、9走して7走がトップスタート。F2になった直後の芦屋お盆開催では12走してトップスタートは1回と減ったが、タイミング10台をコンスタントに行くなど、F2になってようやく人並みのスタートに落ち着いた。

その後F休みを経て期が変わると、また元のスタート野郎に戻り、各地で全開の走り。5月の三国から若松、多摩川、鳴門、若松で5節連続優勝を飾り、健在ぶりをアピール。前述のF2によって出走回数不足でA2級になったため、地元のダービーを棒に振ったが、もし出場がかなっていたら非常に楽しみな存在だったことは言うまでもない。

今回徳山でFを切ってしまったが、その後の着取りは1、1、2着。スタート順位は2、1、1位とF1本持ちでは走りにほとんど影響しないようだ。

7月27日から8月2日のスタート事故状況

赤字の選手はF2

※★は+0.05以上の非常識なF

27日

児島 深澤達徳

9月1日~9月30日

28日

江戸川 市川美宏

9月3日~10月2日

江戸川 近藤友宝

8月30日~9月28日

江戸川 宇野博之

9月6日~10月5日

29日

芦屋 打越晶

9月10日~10月9日

戸田 安田吉宏

9月10日~10月9日

戸田 北山康介

9月12日~10月11日

戸田 進藤侑

10月21日~11月19日

戸田 澤崎雄哉

8月20日~10月18日

30日

琵琶湖 高山智至

9月1日~9月30日

31日

徳山 金田諭

10月21日~11月19日

徳山 松村敏

9月10日~10月9日

2日

江戸川 野村誠

9月5日~10月4日

江戸川 岩川仁士

9月13日~11月11日

江戸川 豊田泰洋

9月5日~10月4日

渡辺千草

9月15日~10月14日

鳴門 山田佑樹

9月5日~10月4日