平田忠則がV6で単独トップ

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平田忠則

24日、下関一般戦で平田忠則が今年6回目の優勝を飾り、これで年間V数争いで単独トップに立った。また、19日には渡辺浩司が尼崎、24日には平山智加が多摩川でそれぞれ今年5回目の優勝を飾り2位タイ。V5組はオーシャンカップ優勝の石野貴之を含めて6人となった。

平田に関しては来年の児島クラシックはほぼ当確と言っていいだろう。今年もまだ半分を過ぎたばかり。クラシックの権利よりも今後、V数をどこまで伸ばせるかの方が興味深い。最近は調子も上向きで、一般戦限定では途中帰郷した戸田を除けば現在3連続優勝中だ。

平田の優勝のパターンは準優1号艇、優勝戦1号艇のいわゆる「王道V」がほとんど。6回の優勝のうち、王道Vは5回を数える。シリーズを通して大きな着順を取らず、予選をきっちりとまとめる集中力が必要だ。

しかし、そんな平田でも成績にムラが出てしまう場もある。今年の成績を見ると一般戦で優出を逃した場は江戸川、福岡、鳴門の3回。いずれも難水面で安定した成績を残すことも厳しい場である。ただ、平田がこの3場を苦手にしているというわけでもない。正月開催では福岡でも優勝しているし、波高5センチ以上の荒れ水面でも今年は2優出2優勝と強さを見せているからだ。それでも難水面は調子や得意不得意に関わらず、選手の成績をもかき乱してしまう。これが何らかの記録がかかっている時に斡旋が入ってしまうとやっかいだろう。例えば、連続優勝や連勝などだ。