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鳴門で初めて行われたSGオーシャンカップは、石野貴之の連覇、それを後押しした圧倒的パワーの73号機、万舟券乱舞、スタンドに詰めかけたファンの熱気など、様々な話題を提供した。
なかでも衝撃的だったのは、準優勝戦の峰竜太と田中信一郎のフライングではないだろうか。進入で田中が前付けに動き、それに付き合ってインを死守した峰はともに100m起こし。深めの起こしが引き金になって、ふたりで+04のスリットオーバー。この後、残る4艇によるレース内容が白熱しただけに、スタート事故が起きたことがただただ残念であった。
なお、このレース売上4億902万2900円のうち93.6%にあたる3億8320万9600円が返還となった。節間の総売上は85億428万9200円。最終的にはこの返還が尾を引いて、施行者が目標に掲げていた節間90億円には届かなかった。
Fのペナルティは、9月中旬から30日の休みとともに既に出場が決まっていたメモリアルを含め4SGが選出除外、F休み明け後3ヶ月の記念出場停止となる。メモリアルは優勝した石野の重複とFによって、太田和美、江口晃生、菊地孝平の繰り上がりが決まった。さらにダービーは、峰が選出1位、田中が2位のペースだっただけに残念。
また賞金ランクは、現時点で田中が9位、峰が20位。SG除外中でも21位以内であれば、グランプリシリーズに出場できるので、F休み前までに入っているGIで相当な結果を残せば、年末の大一番に出る可能性もないわけではない。下半期はともに一般戦で無双状態になることは間違いなさそうだが、年間のタイトル争いにも変化が起きるかもしれない。
7月13日から7月19日のスタート事故状況
※赤字の選手はF2
※★は+0.05以上の非常識なF
13日
大村 檀将太
8月19日~9月17日
平和島 内堀学
8月25日~9月23日
14日
桐生 山下友貴
8月26日~9月24日
桐生 伊藤玲奈
8月25日~9月23日
児島 春園功太
8月17日~9月15日
15日
福岡 田代元気
8月23日~9月21日
福岡 木下大將
8月26日~9月24日
福岡 高山隆成★
8月19日~9月17日
鳴門 前本泰和
9月13日~10月12日
鳴門 平高奈菜
9月26日~10月25日
16日
多摩川 金子良昭
8月29日~9月27日
多摩川 榮田将彦(出遅れ)
9月1日~9月30日
大村 石橋道友
9月13日~11月11日
17日
江戸川 池田雄一
8月30日~10月28日
常滑 山田康二
9月26日~10月25日
鳴門 田中信一郎
9月13日~10月12日
鳴門 峰竜太
9月19日~10月18日
18日
三国 酒井俊弘
9月3日~10月2日
常滑 谷川里江
9月2日~10月31日
大村 吉田敦志
8月25日~9月23日
19日
芦屋 安部慎一
8月17日~9月15日
宮島 山崎康弘
9月1日~9月30日
若松 中澤和志
9月19日~10月18日
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徳山
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