
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
【平山智加】
14日、丸亀周年の4日目11Rで1号艇の山口剛と4号艇の平山智加がフライングを切ってしまった。人気を背負った山口のFとあって、その返還額は発売額の94%にあたる1億749万5700円だった。
フライングを誘発した原因のひとつは進入の乱れ。5号艇の白井英治が前付けに動くと1号艇の山口は当然インを主張。4号艇の平山はスタート展示では突っ張ることなく5コースに入ったが、本番は白井をブロックして2コースを主張した。
これによってスロー勢は深い進入となり、山口の早仕掛けはまったくタイミングを逸しコンマ09という大きな勇み足、「非常識なF」で即日帰郷となった。平山も山口につられるようにスリットを通過し、コンマ02のフライング。無事故完走で準優当確だっただけに痛いフライングだった。
平山は3日目を終えて、得点率ランクは2位につけていた。4日目を待たずしてすでに準優当確ではあったが、準優1号艇も視野に入っていたはずだ。しかし、1走目で6着大敗で大きく順位を落とし、2走目で火がついてしまったのだろうか。深い進入を強いられる無理な2コース取りで、結果的にはフライングを切ることになった。
確かにその判断は難しいところではある。白井を入れて5コース選択か、突っ張ってコースの利を取るか。無事故完走で準優出なら、無理せず5コースという考えもあるだろうが、実際には1着で準優1号艇という目も残っていた。それを平山が知っていたかは別としても、2コースという選択は平山がその時に考えた最善策だったのであろう。
山口も平山も幸いなことに、フライング休みが今後大きなレースに引っかかることはない。山口はグラチャン、オーシャンカップ、メモリアルの出場がすでに決定している。平山もレディースチャンピオン、メモリアルを走った後にフライング休みに入る。ともに1本目のFで、レースには大きく影響はしないはずだ。
6月8日から6月14日に発生したスタート事故は以下の通り。
※★は+0.05以上の非常識なF
8日
津 笠置博之
7/6~8/4
津 土山卓也
7/14~8/12
9日
児島 中谷朋子
8/8~9/6
児島 田口節子
8/8~9/6
児島 金田幸子★
8/8~9/6
宮島 関野龍
7/14~8/12
下関 川俣昌史
7/11~8/9
大村 坂口明義
7/18~8/16
10日
江戸川 山田達也
7/19~8/17
11日
戸田 貞兼淳二
7/21~8/19
平和島 柾田敏行
7/18~8/16
浜名湖 彦坂径冶
7/12~8/10
宮島 深川和仁
7/14~8/12
12日
戸田 本多宏和
8/1~8/30
平和島 高柳成聡
7/13~8/11
蒲郡 岡部大輝
7/6~8/4
13日
平和島 赤坂等
7/12~8/10
平和島 吉田宗弘
7/19~8/17
14日
平和島 安藤裕貴
7/12~8/10
丸亀 山口剛★
8/29~9/27
丸亀 平山智加
8/29~9/27
注目ワード
現役レーサーの大山千広のインタビューコラムです。レースのことやプライベートについて自由度高めでお届けします。
マンスリーBOAT RACEの桧村賢一が舟券攻略の持論を展開します。狙い目レーサーや超抜エンジンも紹介。
実況アナウンサーの小林習之のコラムです。30年以上ボートレースに携わってきた中で見たことや経験したことをお伝えします。
マクール客員編集長・西山貴浩による爆笑コラム。本誌では6年以上続く人気コラム。
愛知支部レーサーによるリレーコラム。支部の全選手が担当するまで終わらない!?
本誌目玉のレーサーインタビュー。最も旬な選手や際立ったトピックがある選手にじっくり話を聞く。
報知新聞 藤原邦充記者による硬派なコラム。全国のレース場で取材を積み重ねてきた見地から、艇界をズバリ斬る。
オートレース界のトップレーサー。ボートレースにも造詣が深く、オートとボートの違いを比較しながら、選手目線の気付きを語る。
元選手・芦村幸香によるコラム。下関YouTubeのMCなどでおなじみのトーク力で、本誌読者も楽しませる。
本誌編集長の渡辺と主筆の山本による社説。艇界の今を分析し、忌憚ない意見を述べる。
今やボート界の顔ともいえる人気者・永島知洋が、満を持してコラムを執筆。これを読むときっと旅打ちに行きたくなる!?
17年4月号より連載開始。夏はトライアスロン、春秋冬はマラソンやロードバイクレースに参加していることがタイトルの由来に。
連載期間は22年を超え、本誌最長連載コラムを更新中。問答無用に艇界を斬る論客へのファンは多い。
主筆・ヤマケイと編集委員・田中による対談。ボート界の時事的な話を中心に編集部のじじーが好き勝手言い放つ。
ボートレース芸人すーなかのコラム。22年8月号より「コラムのピット」にて連載開始。軽妙な論調でボート愛を語る。
ボートレースの歴史を紐解く。歴史の語り部が送る温故知新。名勝負を再び世に記し、ボート界を作ってきた選手たちの走りが蘇る。
ボート配信でもお馴染みのシマレナこと島田玲奈が、5月号よりコラムを連載開始。爆益を目指し奮闘する“社長”に注目!
全国のBTSにて開催される「目指せ!ボートレーサー!!!」をテーマにしたトークショーのレポートコラム。
マクール創刊30年を記念し、全国24場のボートレース場にまつわるクイズ。なかにはマニアックな問題も!?あなたはいくつ答えられる?
九州を拠点に、若手選手に精通するスポーツ報知・井上泰宏記者。卓越した取材力を駆使し、選手の“素”を読者にお伝えする。
本誌「マクール」の創刊から携わってきた山本圭一が、ボート界・最近30年の動きを1年ごとに伝える。
ボートレース大村の攻略コラム。水面傾向やモーター情報、季節ごとの狙い目まで網羅します。
ボートレース児島の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
2011年より掲載していた現役レーサー西村美智子のブログがコラムコーナーにてリニューアル。
MC&リポーター濱野智紗都のコラム。24年9月号より「コラムのピット」にて連載開始。ボートレース強火オタクとして愛を持って発信。
ボートレース福岡の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
徳山
徳山
平和島
尼崎