双子の妙?

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【池田明美】

13日、池田明美、池田浩美が40歳を迎える。一卵性双生児の双子であるこの2人はもちろん同じDNAを持っており、身体的能力は変わらないはずなのだが、不思議と2人の成績はリンクしない。現在姉の明美はB1級、妹の浩美はA2級。姉妹そろって同じ級別に在籍したことは意外と少ない。

●最近10年(20期分)の級別
期別明美浩美
07前A1B1
07後A2A2
08前A2A1
08後A1B1
09前A1A2
09後A2A2
10前A2A1
10後A1A2
11前A1A2
11後A1A2
12前A2B1
12後A2A2
13前B1A2
13後A2A1
14前A2A2
14後B1B1
15前B1A2
15後B1B1
16前B1A2
16後B1A2

ここ10年20期分の2人の級別審査で、同じ級だったのは6回しかない。トータルでみると2人の成績は似たような実力と考えられる。

●最近10年の在籍級別
級別明美浩美
A163
A2812
B165

明美の方がムラはあるものの爆発力があり、浩美は安定型といったところか。しかし、いずれかが好調時には、もう片方は不調ということが多い。

先にブレイクしたのは浩美の方で2004年に初A級昇格。その後、浩美がB級落ちした期に明美が初のA1昇格など、2人の成績はリンクしない。

ちなみに2人の直接対決は2015年以降ないが、それ以前となると48戦して24勝24敗でまったくの互角。

ここ数年は浩美の方が好成績を挙げているが、そろそろ明美の「逆襲」があるかもしれない。その兆候が新期に入って見られる。最近3ヶ月の勝率を見ると浩美は勝率を4点台に下げているが、明美は5.27を記録。新期の5月に入ってからは6点に迫る勢いを見せている。爆発力がある明美が好調モードに入った時は舟券的には大いに狙い目になる。4月の大村オールレディースでは10万舟を出しているように高配当提供にも期待だ。