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19日にやまと学校で起こった、119期女子訓練生の死亡事故は、あまりにも悲しい出来事と言うしかない。
マクールでは本誌の取材等で何度もやまと学校を訪れているが、そこで実感するのは「安全」に対する意識の徹底ぶりだ。訓練は、技術的なことよりも安全意識の浸透のためにあるのでは、と感じることさえある。わずかに気の緩んだ行動や指導から外れた動きには激しい叱責が飛び、そのたびに教官が指摘するのは、ほんの些細なことが大きな事故につながる、ということなのだ。
119期生の場合は、すでに訓練期間も半年以上となり、航走に関しても基本的なことから慣熟航走、交差旋回、さらに難易度の高い訓練を経て、一定の技量は備わっていたはずだ。もちろん、安全意識もしっかりと持っていただろう。
それでも事故は起きてしまった。
水上を航走するボートの制御は極めて難しい。ましてや不意に接触などが起これば、対応不能なこともある。だから現役ボートレーサーによるレースでも事故はあるし、稀にだが死亡事故も起きる。今回の事故は、それがたまたま訓練中に起こってしまった…。
もちろん、現役レーサーのみならず、訓練生も危険に対する一定の覚悟は持っていることだろう。しかし、レーサーになるという夢を実現する前の事故…。19歳という若さでその未来を失ったことは、本当に哀しいことだ。
ただ、今回の事故で訓練内容が大きく変わったりすることはないだろう。なぜなら、そのほうが危険が増すかもしれないからだ。訓練生は、いずれプロのレーサーとしてデビューを迎える。その時に、一定レベルに達していなければ、自身のみならず、他のレーサーをも危険な状況に巻き込んでしまうかもしれないのだ。今回の事故により訓練生たちの動揺が心配だが、今後はこれまで以上に人身事故防止が徹底されるに違いない。
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