GW万舟率No.1は鳴門

各地で開催されているゴールデンウィーク開催もほぼ終了した。正月やお盆開催も含めて連休中のオール地元戦は基本的に本命配当が続出する傾向にある。それは記念級が多数参戦するために番組マンもしっかりとした軸を作りやすいし、準優や優勝戦でも主力が勝ち上がってきて荒れる要素は少ないからだ。

言い換えれば、GWシリーズなどは場本来の傾向が出やすいとも言える。A1からB2までバランスよく選手が斡旋されるために混戦シリーズとはなりにくい。そういう意味ではGWは穴党にとって少々物足りないと言えるのかもしれない。特に本場派のファンは自身のホームプールが本命傾向であれば、穴狙いはなかなか難義でもある。

例えば尼崎の万舟率は9.7％と低かった。1日に万舟が1回出るか出ないかといった出現率である。児島も万舟率が8.3％と低く穴は狙いづらい。他では住之江、丸亀、大村といったあたりも本命傾向の強い場だ。

逆に一番荒れ傾向なのは鳴門で、万舟率は30％を記録している。全国平均の万舟率は現在17％といったところ。この数字から比べると鳴門の万舟率はズバ抜けている。尼崎の約3倍、1日に平均でも3、4回は万舟が出るわけで、穴党にとってはこれほど魅力がある場もないだろう。

意外に低かったのは戸田で16.7％。ここ最近はイン勝率も上がってきており、2Rで新たなシード番組を組むなど本命番組が増えてきているのも万舟率が落ちている要因のひとつになっているのかもしれない。

全国万舟件数・場別万舟件数

2016年4月30日～2016年5月5日

＜全国万舟件数＞

配当 件数

万舟 257

3万舟 75

5万舟 35

10万舟 9

万舟率 17.8％

総レース 1441レース

＜場別万舟件数＞

2016年4月30日～2016年5月5日の高配当ベスト10

順位 場名 日付 レース 組番/配当

1位 芦屋 5月3日 8R 5-6-3 36万3080円

2位 尼崎 5月1日 12R 5-4-3 15万5810円

3位 住之江 5月3日 10R 5-3-2 15万720円

4位 津 5月4日 12R 6-5-1 14万1630円

5位 宮島 4月30日 11R 6-2-1 11万5160円

6位 下関 4月30日 9R 6-5-2 11万3700円

7位 福岡 5月5日 5R 2-6-3 10万9180円

8位 尼崎 5月1日 4R 4-2-6 10万6310円

9位 琵琶湖 5月1日 1R 6-2-4 10万1380円

10位 三国 5月5日 8R 2-6-3 9万9580円