強豪静岡支部、大注目の渡邊裕貴
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
【渡邊裕貴】
先日の平和島クラシックで優勝した坪井康晴や2014年のMVP・菊地孝平、2000勝レーサーの服部幸男、地元でGI初優出し初優勝した深谷知博など、ベテランから若手、さらに女子選手まで強豪選手が集う静岡支部。近況好調選手の中には、まだ知名度の低い若手選手の名前もある。その中で今回注目したいのは渡邊裕貴(わたなべ ひろき)だ。
渡邊は高田明、松尾夏海、近江翔吾らと同期の107期生で、今年でルーキーシリーズを卒業する30歳。一昨年、浜名湖の準地元スター、昨年は地元スター候補選手に選ばれたが、なかなか浜名湖で結果を残すことができなかった。
しかし、今年1月に開催された浜名湖ルーキーシリーズ第8戦で優勝。やっと地元に恩返しができた。
「本当によかったです。初勝利も浜名湖で、なんだかなんだで浜名湖なんですよ。だけど、エンジンが出ないのも、着が取れないのも浜名湖で……。スター候補に選んでもらって、2年ぐらい走る機会が多かったんですけど、走るたびに点数を下げて、予選突破もできないという状況が続いて、すごくもどかしかった。たくさん練習させてもらって、他よりも調整はわかっているはずなのに、エンジンが出せなくて結果が出ない。施行者さんからしたら、こんなはずじゃなかったと思ったはずなんですよ。スター候補を卒業してようやく結果が出た。ホント、『2年間すみませんでした』って言いたいです」と正直な胸の内を言葉にしてくれた。
続きはスタンダードコース
入会でご覧になれます。