116期の「救世主」伏見卓に注目
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22日に28歳となる伏見卓(116期)は、まだデビュー2期目の「若手」である。昨年の6月に蒲郡でデビューを果たし、その初戦でいきなり2着に入った。実はこの2着、伏見の同期にとってはとても価値のある2着だったのだ。
伏見の同期は29人。伏見以外の28人は伏見よりも先にデビューしている。しかし、その1走目はすべて5着以下という厳しい成績に終わっていた。もし伏見が初戦で2着に入っていなければ、106期以来となるデビュー戦での3着以内なしという不名誉な記録を残していたのだ。さらに言えば、伏見が初戦5着以下だったら、おそらく史上初「デビュー戦で4着以内なしの期」となっていたところであった。こんな事を知らなかった同期がほとんどであろうが、密かに伏見は同期を不名誉な記録から「救った」と言えなくもない。
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