意外と知られていない江戸川のイン!?

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最近1年間における江戸川のイン1着率は45%。同期間の全国平均が50%なので、江戸川のインはかなり低いと言える。しかし、ひと昔前は全国でも1、2を争うイン水面であったイメージが残っているファンも多いだろう。本場によく行く常連はともかく、関東のファンでもまだ「江戸川=イン」という印象はあるのかもしれない。

今はデータでもはっきり表れているように江戸川はインの弱い場である。持ちペラ制やエンジン仕様の変化など理由はいくつかある。詳しい要因は置いておいても、江戸川のインコースの現状は知っておく必要はあるはずだ。

また、波が出ない日は皆無と言っていい江戸川。この波もレースに影響を与える。最近1年間で波高4センチ以下はゼロ。10センチ以上でも全体の約20%を占めているのだ。

波が出れば逃げは決まりにくくなり、まくりが増えてくる。特に3、4コースの勝率がグンと上がるので、ここが舟券のポイントになってくる。逆に波高が10センチより低いと、一転して差しが増える。そのほとんどは2コース差しで、3コースから外では差しは決まらない。決まるとすれば、差しではなくまくり差し。まくり差しの場合はある程度スタートを行けないと決まらないだろう。