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【瀬尾達也】
8日、瀬尾達也が丸亀の四国地区選手権4日目に今期2本目のフライングを切ってしまった。昨年12月に切った1本目のフライング休みもまだ未消化のため、今回のFも含めると丸々90日間のF休みが残っている。
また、すでに出場が決まっているマスターズは1本目と2本目のF休みの間にF2の身で走ることになるため苦しい戦いが強いられる。1月にA2落ちとなってしまった瀬尾。今期はA1返り咲きに気合が入ったところだろうが、今回のフライングでそれもほぼ絶望的となった。勝率面で6点を割っていることもそうだが、何よりも出走回数がA1条件の90走に達しない可能性が高い。
瀬尾の新期の平均スタートは0.12、平均スタート順は2.00で、いずれも全体で4位。55歳にして、今だスタートに関してトップレベルを維持し続けていることは素晴らしい。しかし、さすがにF2となってしまっては最大の武器であるスタートを封印せざるを得ないだろう。その影響がモロに出るのは大舞台となるマスターズだ。個性あふれる選手が多く出場するマスターズ。S巧者の瀬尾ももちろんそのひとり。ファンにとってもその個性が見れなくなるかもしれないのは残念なことであろう。
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