集団F多発、インのS高速化が原因か
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1月27日から2月2日に発生したフライングのうち、2艇以上の集団Fが5件もあった。そのなかで+05以上の即日帰郷対象者を含むものが3件。やはり非常識なFは集団フライングを誘発するものといえる。また気になるのは、F選手が内コースばかりということ。
先日お伝えした田村隆信の集団Fは、インの田村自身は+04で、隣の後藤翔之は+05、3コースの赤岩善生で+01。内の二人の早仕掛けに赤岩もつられた格好になった。このFで田村はオーシャンカップ出場権利獲得がかなり厳しくなり、後藤は地元のSGにF持ちで臨まなくてはならなくなった。
1月29日の常滑ヴィーナスシリーズ3日目4Rでは、渡邉千晴、喜井つかさ、土屋実沙希、宮地佐季による4艇Fがあった。こちらも艇団を引っ張ったのが内勢で、インの渡邉が+05、2コースの喜井が+09で二人して即日帰郷となった。
ほかの集団Fでも、その対象になるのは内枠ばかり。ここ半年のF件数もインコースが188本と、2位以下に80本以上の大差をつけてぶっちぎっている。平均スタートタイミングも0.16と、他のコースよりも圧倒的に早く、インはスタートを行って勝たなくてはならないという選手心理がFを誘発しているのは間違いないだろう。インの平均勝率が5割を超えた今、リスクのあるスタートもやむなしということか。
1月27日から2月2日に発生したスタート事故は以下の通り。
1月27日から2月2日のフライング状況
※★は+0.05以上の非常識なF
場 選手名
休み期間
1月27日
芦屋 石川吉鎬
3/4~4/2
宮島 井川大作
3/3~4/1
1月28日
宮島 石田一吉
3/16~4/14
宮島 妻鳥晋也
3/16~4/14
宮島 飯田庄吾
2/29~3/29
多摩川 鈴木茂正
3/19~4/17
1月29日
常滑 宮地佐季
3/7~4/5
常滑 土屋実沙希
3/15~4/13
常滑 渡邉千晴★
3/7~4/5
常滑 喜井つかさ★
3/16~4/14
常滑 櫻本あゆみ
2/29~3/29
1月31日
若松 泥谷一毅
3/9~4/7
徳山 赤岩善生
3/31~4/29
徳山 田村隆信
4/1~4/30
徳山 後藤翔之★
4/1~4/30
2月1日
江戸川 奈須啓太
3/9~4/7
江戸川 西川新太郎
3/12~4/10
三国 渡邊雄一郎
3/12~4/10
三国 谷本幸司★
3/9~4/7
若松 野中一平
3/16~4/14
常滑 坂本奈央
3/6~4/4
2月2日
宮島 金子良昭
4/18~5/17
津 中嶋健一郎
4/1~4/30
浜名湖 春園功太
3/9~4/7