緒戦の屈辱を晴らした岡崎恭裕

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芦屋では2012年以降、毎年恒例になっている電話投票企画、「新春お年玉キャンペーン」。これは、1月1日第1R限定で、電話投票購入金額の10%をキャッシュバックするというもの。

モーニングレースを実施している芦屋だけに、全国どこよりも早く新年の運試しができるとあって話題になり、初回は3389万4500円も売り上げた。

同地の1Rは「サンライズV戦」と銘打って1号艇にA級選手、2~6号艇がB級選手という構図で行われている。しかし、このレースに限っては、1号艇のA級を2012年・15年は瓜生正義、13年・14年は篠崎元志と福岡を代表するSGレーサーが担った。結果は瓜生が2勝、篠崎は1勝2着1回。普段とは違ったプレッシャーの中で結果を残した。

今年の1号艇は岡崎恭裕。昨年までは単勝・複勝・拡連複もキャッシュバックの対象だったため、2着でもOKだったと言えるが、今年からは2連単・複、3連単・複のみとなり、かかるファンの期待は例年以上だったかもしれない。

しかし結果は3着。4コースカドに引いた田山和広がスタートで抜け出し、ひとまくり。完全に引き波にハマった岡崎は2着にも残せなかった。2連単4-2は1万4910円、3連単4-2-1は2万7540円と期待を裏切ってしまった。

岡崎はその分奮起し、21311222着で予選トップ通過。準優では唯一逃げ切り、優勝戦1号艇で王道優勝した。元旦レースの3着を除くとオール2連対。シリーズ全体では期待に応えた内容だった。ちなみに元旦レースの1号艇に乗った選手としては、12年の瓜生以来の優勝となった。