2015年のF件数は微減

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2015年のF率(1レース当たりの発生率)は2.32%(12/27現在)。昨年の2.40%と比べるとわずかながらF率は下がっている。0.08%差なので実感できるようなレベルではないが…。

●F発生率

年 総レース数 F数 F率

15年 51934 1203 2.32%

14年 52730 1264 2.40%

※F率=F数÷総レース数

F率2%ということはざっくり計算すると50レースに1回という頻度でフライングは発生することになる。4日間開催なら節間に1回、6日間開催なら2回程度のフライングが出るということになる。

施行者、業界関係者がF率を下げたいと躍起になるのは当然のところだが、このF率2%台が果たして多いのか少ないのかの判断は難しいところでもあろう。2%台に収まっているならば立派であると言えなくもない。今年は多くの場で出力低減モーターが初導入された年でもあり、その変化に選手が予想以上に対応できたと言っても良い。

しかし、場別での集計を見ると割と差が出てくるものである。例えば唐津のF率は3.19%と高いのに対して、住之江は1.38%とかなりの開きがある。単純に唐津は住之江の2倍以上のフライング発生率があり、施行者にとっては頭をかかえる問題にもなっているはずだ。特に唐津は出力低減機を導入してからフライングが多発している。

フライングはもちろんファンにとっても、関係者にとっても少ないに越したことはない。2015年の傾向、及び出力低減モーターにも選手はだいぶ慣れたという観点から2016年はさらにF率は下がるのではないだろうか。

12月23日から12月29日のフライング状況

※★は+0.05以上の非常識なF

23日

蒲郡 井上尚悟

1/26~2/24

蒲郡 須田大輝

1/26~2/24

蒲郡 彦坂径冶★

2/1~3/1

徳山 寺島吉彦

2/4~3/4

26日

平和島 宮内忠志

2/15~3/15

若松 麻生慎介

2/16~3/16

27日

浜名湖 柾田敏行

2/14~3/14

浜名湖 大澤真菜

2/8~3/8

琵琶湖 鈴木幸夫

2/10~3/10

尼崎 土井祥伍

2/3~3/3

下関 入澤友治

2/15~3/15

若松 宮嵜隆太郎

2/20~3/20

若松 小羽正作

2/17~3/17

若松 本岡勝利

2/19~3/19

若松 河野真也

2/16~3/16

28日

福岡 渡辺千草

2/17~3/17

福岡 五反田忍

2/17~3/17

平和島 長畑友輔

2/2~3/2

29日

津 橋本健造

2/2~3/2

南野利騰

2/15~3/15