2016年スター候補、注目選手

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モーターボート競走会は2016年のスター候補選手56名を選出した。スター候補とは、選手登録6年以内の若手選手の中から特に将来有望な選手が選ばれ、現在の能力に応じて、「全国」「地区」「地元」「準地元」に分類される。グレードレースや地元への優先あっせんをはじめ、メディア対応やマナーを身に付けるための講習会、操縦・整備の特別訓練など、様々な優遇がある。

2013年の全国スター候補選手だった桐生順平が今年クラシックで優勝したように、歴代スター候補選手が、後に正真正銘のスター選手になったケースも多い。

2016年のスター候補選手一覧は下に掲載するが、ここでは期待度が高い選手を数人ピックアップしてみよう。

全国スター候補は昨年に引き続き岩瀬裕亮が選ばれた。さらに年明けに発表される最優秀新人選手もこの枠に昇格するが、成績を勘案すると長崎の村上遼が選出される可能性が高い。

地区スターは、昨年の地元スターの中でも優秀な成績を残した選手から昇格した選手が多い。その中で地元も準地元も飛ばして飛び級で選出されたのが東海の松尾拓。114期のやまとチャンプは、デビュー期でB1に上がると、2期目ですぐさまA2級昇格。最近の新人選手としては異例のスピード出世だ。なお、津の準地元スターである松尾充は双子の兄で、弟の成長ぶりに刺激を受けるのは間違いないだろう。