宮島のエンジンは5強!?

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今年は宮島で記念以上のレースが多く開催されている。1月宮島周年(優勝:今垣光太郎)、6月グラチャン(山崎智也)、9月鳴門周年IN宮島(毒島誠)、11月宮島周年(坪井康晴)。来年2月に中国地区選手権が開催されるし、再来年はレディースオールスターの第1回大会が行われる予定だ。

宮島では休催中の鳴門の代替開催を行っていることもあり、平成26年度の開催日数はその前年度の162日から大幅に増えて198日になった。なお代替開催は、2日、前本泰和が優勝した「代替開催3場対抗スカパー!・第16回JLC杯競走」でひとまずの区切りがついた。あとは、来年春に予定されている新スタンドオープンを待つばかりとなった。

宮島のエンジンは9月に出力低減機に切り替わり、約3ヶ月が経過した。その間にGIを2節消化しており、上位と下位のパワー差がはっきり出ている。上位は5基が完全に抜けたムード。

2連対率トップは64.4%の30号機。初おろしで湯川浩司がスタートを控えながらも優勝。伸びが強く、11月の宮島周年でこのエンジンに乗った下條雄太郎は「放っても出ていく」。優勝戦には乗れなかったが、強烈パワーに舌を巻いていた。2連対率59.0%の40号機も伸び型。このエンジンにも9月の鳴門周年で下條が乗り、エンジンの底力を感じていた(優出3着)。この2基は展示タイムの平均順位がともに1.7。ほとんど毎回トップ展示を計時している。