蒲郡周年は逆セオリー!?

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蒲郡で開催中の「GIオールジャパン竹島特別」。このGI戦、普段の蒲郡とはレース傾向が少し違っているので注意が必要だ。

過去1年の同地の水面データを調べると以下のような傾向が出る。

・イン1着率は51.9%

・インの次に強いのは4コース、以下2コース~3コースとカドが利く

・決まり手別ではまくりが強い。差しよりもまくり差しが有効

・夜になると逃げが多くなる

といった感じだ。しかし、予選4日間をまとめると、ほとんど真逆の結果ばかりだ。

インの1着は1日5~6本程度。割合としては一般戦と同程度かそれよりもやや低い。ただ、夜になると逃げが圧倒的で、9R以降はほとんどインが勝っている。準優勝戦や優勝戦も逆らえないか。

しかし、注目はそれ以外のレース。インの次に強いのは2・3コース。一方、普段は強い4コースは5・6コース並の弱さで、配当面を考えても狙いづらい。

決まり手別でもまくりは4本。差しはその倍、まくり差しはまくりの約3倍決まっている。穴が出る時には外寄りのまくり差しが多い。特に今回は機力差が歴然としていて、低調機をつかんだ選手のインは、ことごとく敗れている。

一般的に記念の敗者戦は、予選に比べてインの強さが格段に増す。しかしここまで傾向が逆転しているのであれば、敗者戦のセオリーも当てはまらず、穴配当が頻発するかもしれない。