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10月3日、唐津一般戦2日目の8Rで5艇のフライングが起きた。1号艇の板谷茂樹はコンマ05で残したが、5艇Fのためレース自体が不成立となりすべての舟券が返還となった。
この日は特に強い風が吹いていたわけでもない。追い風4メートルで少し「嫌な風」ではあるものの、通常では選手のS勘を大きく狂わせるものではないはず。スタート展示と本番で状況がかなり変わった可能性もあるが、いずれにしても最大でコンマ09のFは、選手のS勘を乱す何らかの要因があったと推測できる。
唐津では8月22日にも10Rで4艇のフライングがあった。2015年のフライング発生状況を調べてみると、唐津は今年のフライング件数が全国でもトップ。F回数を総出走回数で割ったF率は他場を引き離した大きな数字となっている。F率が一番低い住之江と比べると約3倍だ。気象条件にかかわらず唐津はそもそもフライングが出やすい場と言えるのだろうか。
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